- 民間からのご寄付による資金により、わが国のNGO等が世界の開発途上地域で実施する、地球環境保全に役立つ活動に助成を行います。
- 調査・研究、情報・知識の普及、あるいは植林等の直接事業に対して助成を行います。
- 具体的な事業分野は次の8種類です。
地域温暖化防止 |
酸性雨対策 |
森林保護 |
野生生物保護 |
砂漠化防止 |
海洋汚染防止 |
有害廃棄物越境移動問題 |
公害対策 |
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公益信託とは、財産や利益の一部を社会に還元しようという個人や法人の篤志家(委託者)の方からのご資金を信託銀行がお預かりし(受託し)、委託者のご意志に基づいて定められた信託目的にしたがって信託銀行が公益事業を行うという、我が国における公益活動のための仕組のひとつです。
公益信託地球環境日本基金は環境省(当時は環境庁)の許可を受けて、1991年7月1日に設定された募金型の公益信託(当初委託者の出捐金のみならず、設定後も広く民間からの募金を募りながら運営する公益信託)で、信託元本及び信託元本から生ずる収益金そして寄付金収入から、開発途上地域における環境保全に寄与する各種事業に助成を行い、地球環境の保全に貢献することを目的としています。その仕組み等は次の通りです。 |
◎ 運営委員会
運営委員会はこの公益信託の目的に関して深い学識経験を有する個人により組織され、助成先の選考など、公益信託運営上の重要な事項について審議を行い、受託者に対して意見を述べ、勧告を行います。
◎ 信託管理人
信託管理人は、助成を受ける方々が不利益を被らないように、助成を受ける方々を代表して、事業計画、予算・決算など、受託者の職務のうち重要な事項について承認を与えます。
◎ 運営協力機関
運営協力機関の一般財団法人地球・人間環境フォーラムは、この公益信託の受託者との間で締結した事務委託契約に基づき、助成事業に関する調査、研究、企画等の作業を行っています。具体的には、主に助成先や助成事業についての情報収集ならびに調査事務を担当しています。財団の環境問題に関する科学的研究とそれに基づく政策研究の推進、及びその成果の普及、地域の環境保全活動の支援、国際環境協力の促進等といった豊かな経験を生かし、この公益信託の運営に大きく貢献しています。
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