公益信託 地球環境日本基金
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Fund Report No.01.01
  中国華南・珠江流域の水質管理充実に資するための
水質測定技術移転・支援調査事業
助成先
社団法人 日本環境技術協会
助成分野
調査・研究事業
助成金額
650,000円

中国華南・珠江流域の水質管理充実に資するための水質測定技術移転を行うことを目的に、2002年3月下旬、日本でCOD(化学的酸素要求量)測定用に一般的に普及している自動UV計および卓上用簡易COD計の2種の測定器を現地に持ちこみ、中国側協力機関である華南環境科学研究所との第1回共同水質調査を行った。調査では、中国側機関と共同採水および同一試料でのCOD分析測定を行い、データの整理を行った。その結果、マンガン法による日本の測定方法の有効性(時間的・経済的・環境的側面)、中国側測定法(クロム法)による測定結果との相関性等において概ね満足できる結果が得られた。中国側も高い関心を示しており、日本の技術を中国の水質保全管理に活かせる目途がついた。

社団法人 日本環境技術協会

大気汚染測定機器および水質汚濁測定機器製造のメーカー、同機器の維持管理業者を主メンバーとする公益法人。環境測定技術の開発・改良および高度化、維持管理技術の向上をめざす事業を柱に、研修会、講習会の開催などに取り組む一方、開発途上国に対する環境測定技術の移転に関する調査や支援事業等にも取り組んでいる。

Up Date:9/Jan/2007