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Fund Report No.01.02
  ブータンのオグロヅル保護活動支援
〜フォブジカの谷におけるエコツーリズムの提言
助成先
学生保全ボランティアの会
助成分野
情報・知識の普及事業
助成金額
650,000円

オグロヅルの飛来地として知られるブータン王国中央部のフォブジカの谷において、地域住民によるツルの保護と観光による経済発展を両立させるための適切なエコツーリズムのプランを提言することを目的とし、現地調査を行い、エコツーリズムに関する提言を行うとともに、日本人観光客向けにパンフレットを作成した。調査では、2002年2月末−3月初頭にかけ、3名が現地へ赴き、ブータン唯一の民間の自然保護団体である王立ブータン自然保護協会(RSPN)のメンバーと共に現地視察を行った。その上で、RSPNが推進しているエコツーリズムの計画に対し、意見・助言を行った。また、パンフレットは、ブータンを訪れる外国人観光客の数では米国人に次いで2番目に多い日本人向けに、オグロヅルの保護の意義に関する理解を深めてもらい、RSPNの運営する基金への協力を呼びかける内容となっている。

学生保全ボランティアの会

環境保全や自然保護に関する活動に関心と意欲をもつ大学生と教員等で組織する環境保全ボランティアグループ。自然保護等に役立つワークキャンプの企画・運営、国際環境協力に関するボランティア活動などに取り組んでいる。2000年に発足した団体だが、すでにベトナム、ガーナなどで環境教育支援のための活動を実施している。

Up Date:9/Jan/2007