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Fund Report No.01.08
  ベトナム、カオバン省における植林を中心とした
環境改善・村落開発活動
助成先
特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパン
助成分野
植林等の(直接)事業
助成金額
650,000円

森林破壊が深刻化しているベトナム北部山岳地帯のカオバン省・ルンナム村において、在来種の植林活動を実施するとともに、商品価値のある植物を植え地域住民の収入向上を図る取り組みを支援した。一方、すでに植林活動において成果を上げている同省のフックセン村では、衛生的なモデル厩舎用コンポストピットを建設した。具体的には、岩山にも植栽可能なムクロジ科のマックザックの植林を実施し、岩山からの土壌流失に一定の歯止めをかけることができた。また、数年後の収入に結びつくことが期待できるチャーダン(苦いお茶)という換金作物の植林にも新たに取り組んだ。衛生的なコンポストピットは、家屋の1階に飼育する家畜の糞尿を放置せず家の脇に建設したピットに集め肥料に換えるためのもので、小中学校にも設置し、衛生環境改善のモデル事業となった。

特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパン

開発途上国の都市環境の改善を目的に発足した市民グループ。当初は、ベトナムを活動地域に、日本で不要となったゴミ収集車を贈る運動を展開するとともに、ベトナムの都市の環境調査を実施。その後ミャンマーに活動を拡大し、国連難民高等弁務官事務所と協力して難民帰還再定住促進事業や生活用水供給事業なども実施。また、ベトナムでは植林活動にも取り組み始めている。

Up Date:9/Jan/2007