前年度植林事業に引き続き、2002年11月、タイ国クラビ州およびパンガ州の各1ヶ所においてマングローブの植林を実施した。日本から90人、タイ側は約2,000人(うち小中学生約1,200人)が参加し、あわせて約16haに7万本のマングローブを植林した。(1日目にクラビ州クロン・サイ地区にて約8haに3万5,000本を、2日目にはパンガ州タ・パク・ワン地区で同規模の植林を実施した。)クラビ州では前年度植林実施サイトにおける現地での植林後のマングローブ育成に対する自主的取り組みも確認された。地元行政当局や地元小・中学校の協力のもと、盛大な植林事業となり、日タイ両国間の友好を深めることができた。
マングローブ植林大作戦連絡協議会
東南アジアの国々と協力してマングローブを植林し、地球緑化と国際親善を図ることを目的とした市民団体。タイにて、日・タイ友好マングローブ植林活動の他、エビ養殖池跡地にマングローブを植林して緑を復活させる、緑の絨毯作戦を展開。当植林活動は1994年に始まり、総植林面積約200ヘクタール、植林本数約90万本に達している。
Copyright 2007-2021 The Japan Trust for Global Environment. All rights reserved.