ケニアの西ケニア州にある熱帯雨林「カカメガフォーレスト」近隣にて、森林保全のための植林活動と薪炭材利用削減のための太陽熱利用鍋普及活動を行った。植林活動ではモデル村(300世帯)を設定し、小学生を対象に育苗技術の訓練を実施し、村の中で薬草6,000本を植林した。また、周辺コミュニティ(合計700世帯)でも薬草15,000本を含む原生種45,000本の苗木を育ててもらい、カカメガフォーレスト周辺に植林した。さらに、婦人や若者、長老などの各グループが一体となって植林活動を実施するとともに、地域の森林保全についての意識向上が図られ成果をあげている。一方、太陽熱利用鍋普及活動では、教材用パンフレットを作成(500部)し、各地でセミナーを開催すると同時に、鍋の作成に必要なアルミニウムホイルを配布した。
国際ソロプチミスト盛岡
1921年に米国で発足した国際的奉仕団体である「国際ソロプチミスト」の盛岡支部として1973年に発足。会員は専門職または管理職の女性で、地域の植樹運動、老人ホームへの慰問活動、ケニアの孤児を支援するためのチャリティー活動などを展開している。
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