インドネシアのセガマ諸島(ブサール島とクチル島の2島から成る)において、タイマイ(絶滅寸前種)及びアオウミガメ(絶滅危機種)の保護にむけての活動を実施した。
具体的には、ブサール島の灯台職員を雇い、産卵巣/卵の確認、ふ化までの盗掘監視、ふ化率調査を実施した。その際、監視人との間に卵の買上げ契約を結び、発見された産卵巣を自然の状態のまま買い上げた(クチル島では監視人を確保できず、上記監視人が産卵巣をブサール島へ移植した)。結果、1年間に両島で産卵巣277巣、卵約3万7,000個を保護したうち、海に入った子ガメは約2万1,000頭と考えられる。ブサール島の卵の平均ふ化率は66%、クチル島は52%で、この差は移植によるふ化率低下とみられる。但し、年度後半のふ化率が向上したことから移植技術の向上がみられる。また、会員が現地にて調査・保護活動(全3回)を実施したほか、上陸したタイマイ(4頭)への標識装着・放流活動、海岸整備等を行った。
特定非営利活動法人 エバーラスティング・ネイチャー
海洋生物に関する調査・保護、普及啓発を目的として99年に設立された。インドネシアウミガメ研究センター運営支援、インドネシア及びベトナムでのウミガメ類調査及び保護事業、国内では関東周辺ウミガメ類漂着調査、御前崎町の天然記念物アカウミガメの人工ふ化放流事業指導等を実施している。
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