バセネガル サン・ルイ地方ガンディオール村(800世帯)では砂漠化が進行するなかで依然として生活のために森林伐採をせざるを得ない状況にある。このため本事業では、深林保全を目的として、ソーラークッカー利用の促進、植林を実施した。
具体的には、事業開始以前(前年度)に現地に搬入済みであったソーラークッカーの活用データを現地から入手し、利用可能性や有効な利用方法について検討した。また、現地に赴き、クッカーを使用した調理技術の指導(村人100名参加)を実施した。参加者の関心は高く有効性を訴えることができた。また、植林については、苗(200本)・肥料・機材を購入し、現地協力者である植物研究所所長の協力を得て、村の子どもたちに植林方法や管理方法の指導を実施した。子どもたちの名前をつけて植林したことから彼らの関心も高く、今後の森林保全意識の高揚につながることが期待される。
特定非営利活動法人 ソフトエネルギープロジェクト
神奈川県内において行政と協力し、地球温暖化防止に向けたソフトエネルギー・省エネルギー推進に関する事業を行う。具体的には、普及啓発・環境教育事業:学校の授業や市民に対するイベントへの参画・コーディネート事業のほか、市民共同発電所設置事業、地域学習センター設置業務(神奈川県との協働)を実施している。
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