メコン川流域で、中国が援助及び投資を行う大型インフラ事業について、環境面・社会面の調査を実施し、それに関する情報提供、政策提言を行うことを目的に事業を実施した。
具体的には、カンボジアのダム事業(カムチャイ・ダム他全3事業)について、1)現地調査(9月、13日間)、2)中国NGOとの情報共有(10〜12月)、3)中国NGOとの共同現地調査及びワークショップ(プノンペン)開催(12月、5日間)、4)報告書(中国語版)作成、を行ったほか、5)北京での勉強会(中国NGO対象、開発資金が引き起こす環境社会問題及びNGOの役割について)を継続的に開催した。また、6)ラオスにおいても同趣旨の調査(情報収集)を実施した。
特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ
メコン川流域を対象に、開発が環境と人権を配慮し、貧困を是正し、持続可能なものとなるよう、情報収集・情報発信を行うとともに、関係機関(世界銀行、ADB、日本の財務省等)への働きかけを行っている市民ネットワーク。
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