公益信託 地球環境日本基金
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Fund Report No.08.10
 
ロシア沿海地方における野生のアムール
ヒョウの個体保護及び生息環境保護
助成先
特定非営利活動法人 国際環境NGO FoE Japan
助成分野
情報・知識の普及事業
助成金額
1,500,000円

絶滅危機にあるロシア沿海地方のアムールヒョウを密猟や火災から守るとともに、その状況を日本国内に広めることを目的に、同地方のケドロバヤ・パジ自然保護区をカウンターパートとして事業を実施した。

具体的には、現地レンジャーの活動支援として、装備・資材の提供(保護区レンジャーがヒョウ生息地パトロールの際に使用する野外服・監視小屋の修復用資材)や、燃料代、通信費などへの支援を行った。これらを受けて、現地での冬季の密猟抑制パトロール(1〜2月)、春季の火災抑制活動(3〜4月)におけるパトロールの頻度と機動性が向上した。このほか、日本国内では、HP『知ろう 守ろう アムールヒョウ』ほかによる情報配信を行った。

特定非営利活動法人 国際環境NGO FoE Japan

国際環境NGOのFoE (地球の友)インターナショナルの世界ネットワークの一つ。発足以来、地球にやさしいエネルギー利用、反核、森林保護などに取り組む一方、シベリアの生態系保護に取り組む「シベリアプロジェクト」、日本の資金が絡む開発途上国での開発プロジェクトに対する環境社会配慮を提言する「開発金融プロジェクト」などを推進している。

Up Date:09/Apr/2010