公益信託 地球環境日本基金
虫眼鏡SEARCH
WWW を検索 当サイト内を検索  Google TM
 
 
文字のサイズを変更 小中大
 
Fund Report No.09.04
 
インドネシアの泥炭湿地林における
天然林伐採に関する調査・提言
助成先
熱帯林行動ネットワーク
助成分野
調査・研究事業、情報・知識の普及事業
助成金額
510,000円

スマトラ島中央部リアウ州沿岸に広がる熱帯泥炭湿地(ケルムタン地区、カンパール半島地区)にて、湿地林開発による天然林伐採の実情を調査し、その結果をうけて啓発活動を行った。

具体的には、1)現地調査(8月及び3月):製紙用の伐採に伴うコンセション(政府発行の伐採許可権)の種類・対象地域、伐採跡地の利用計画・状況等を調査した。 2)カーボン排出量推計調査:リアウ州の紙・パルプ産業における製品加工から日本での流通・販売までを結ぶ、紙・紙製品に関わるサプライチェーンを調査した。 3)調査結果をもとに、冊子発行や報告会、ワークショップ等の開催を行った。

熱帯林行動ネットワーク

日本の木材および木材製品貿易に関わりを持つ海外の森林破壊の問題解決に向けた活動を行う。インドネシア・スマトラ島東岸陸部において、合板製造、紙・パルプ産業の環境影響、企業と地域住民との紛争問題についても調査を行い、報告会・セミナー等による啓発活動を展開している。

Up Date:25/Mar/2011