タイ北部山岳地域において住民の生活基盤を焼畑陸稲から棚田稲作へと農法を変えることにより立て直し、かつ、森林回復を行うことを目的として事業を実施した。
具体的には、タイ北部ナーン県の3か村(貧困地域)において、1)自然資源調査:村人の歩測に基づきGPS地図を作成、2)「棚田による温暖化防止対策委員会」の活動:委員会(3村計62名)を設立し、交流ワークショップを開催、 3)水源確保活動:3村計約30か所のチェックダム(小型の堰)及び貯水池を造成、4)棚田の建設:3村計約2ha、5)技術指導(12月、1週間:全約100名参加)等を行った。
特定非営利活動法人 地球と未来の環境基金
国内の植林森林整備のほか、海外(ブラジル、タイ、インドネシア)において、砂糖きびバガス紙の普及活動、紙パルプとバイオ燃料のLCA調査活動などの環境活動を展開する。 タイ国では、チェンマイ県及びランプン県における農村支援活動、植林とバイオ燃料自給プロジェクトを実施している。
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