大陸におけるタンチョウ保護に向けての活動を開始することを目的に事業を実施した。
具体的には、ダウルスキー自然保護区(ロシア、チタ州)において、1)エコロジーキャンプへの参加(6月、全7日間):ツルおよび湿原保護に関するロシア側の社会教育活動プロジェクトへ参加、2)カラー足環の装着:現地にてツルへの足環を装着し今後の標識調査に繋いだ。また、3)現地専門家の日本への招聘:エコロジーキャンプ関係者を日本に招き、日本でのタンチョウ保護の取り組みを紹介し、相互の継続的な社会教育活動における交流を約束した。
特定非営利活動法人 タンチョウ保護研究グループ
タンチョウ保護を目的として、その繁殖に関する調査や総数カウント調査を行う。 日本国内及びロシアや中国などでのタンチョウ生息地調査を行い、環境省保護増殖事業の一環としての標識調査も行う。また、国際ワークショップを主催し、現在、世界初の同鳥のネットワーク構築を進めている。
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