タイ北部山岳地域において、危機に晒されている住民の生活基盤を、焼畑陸稲から棚田稲作へと農法を変えることにより立て直し、かつ、森林回復に寄与するべく実施。前年度事業の成功を受けて新たに1カ村追加し、計4カ村にて展開した。また、残された課題についての技術指導を行った。
具体的には、1)新たな対象村(キムナウ村)での棚田建設及びインフラ整備(ため池作り)、2)日本人棚田技術者による指導:土づくりトレーニング(全4村、80名対象)、3)棚田拡張、4)森林保全活動とCO2吸収量測定、5)セミナー開催(対象村間のクロスビジット)、を行った。
特定非営利活動法人 地球と未来の環境基金
国内の植林森林整備(岩手、千葉、奈良、広島、沖縄)のほか、海外(ブラジル、タイ、インドネシア)でも環境活動を展開。タイ国では、チェンマイ県における農村支援・自然保護活動、ランプン県における植林とバイオ燃料自給プロジェクト等を実施。
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