砂漠化や過伐採の進む同州では、「里山」への負担が増加している。このため、里山を再生し、人々の生活を安定させることを目的に、個人の使用が可能な(個人及び村による)小規模植林を支援した。
具体的には、日本人3名を、5回、延べ66日間派遣し、1)里山の現状調査、2)苗木生産〜配布:苗畑の開拓、村人と協働での苗木生産、3)植林ワークショップによる技術指導と小規模植林、4)植林後のフォローアップ指導を行った。この結果、2地域45カ所にて13,000本の苗木を配布することができ、村人の植林意欲も向上している。
特定非営利活動法人 サヘルの森
マリ共和国において、砂漠化防止と生活安定目的の植林活動、植林ワークショップ及び苗木配布、荒廃地職制回復のための試験植林、簡易ドラム缶窯による炭焼きワークショップ等を行っている。
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