ゴビ砂漠ではオアシス内の湧水地点数が減少し、湧水地点に鳥獣が集中した結果、肉食獣による狩りにより草食獣が減少しつつあるほか、ゴビヒグマの小熊も成獣雄熊に襲われていると推測される。そのため、同地域での動物相、植物相の全般的保全のために湧水地点の管理(水源管理事業、食餌植物の育成事業)を行う。
1)バヤンホンゴール件での環境教育の実施、2)湧水地点への水位変化観察地点の設置、3)ゴビでの試水採取と水質分析を実施した。
特定非営利活動法人 日本ツキノワグマ研究所
クマ類の保全について、日本国内のみならず、アジア各国とも連携をとって保全に取り組む。中国ハルピンの黒熊、モンゴル国のゴビヒグマなどのプロジェクトを展開してきている。
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