インド南東部タミルナドゥ州にて、トラ保護区指定候補地(サティアマンガラム)内の詳細データを収集し、同州森林局がトラの生息状況モニタリングを行う際のベースライン・データを提供する。
本調査地は国有林で野生生物保護法に基づく「トラ保護区」に指定されており調査にはタミル・ナドゥ州森林局の許可が必要となるが、行政側の許可手続が著しく遅延したため共同事業者であるインド野生生物トラスト(WTI)が、調査拠点をいったん引上げざるを得なくなり実施期間を延長。具体的には、1)トラ個体数推定調査:目視及び痕跡のデータ収や糞のDNA分析による個体識別から対象地全体の個体数を推定 2)トラの獲物の生息状況調査(主にシカ類):ライン・トランセクト法による調査を実施し生息状況を推定、する。
特定非営利活動法人 トラ・ゾウ保護基金
トラ・ゾウ・イリオモテヤマネコの保護にむけて、生息地での保全活動に対する支援事業(インド、西表島)、野生生物への脅威の除去事業(野生生物製品需要の減少に向けての普及啓発・政策提言)、チャリティー・イベントの実施(寄付金収集、日本国内)等を行う。
Copyright 2007-2021 The Japan Trust for Global Environment. All rights reserved.