植林とアグロフォレストリーを実践することにより、インド・ビハール州ゴンガリア村に緑を取り戻し、洪水被害を緩和し、生物多様性を回復のための活動を行った。
具体的には、1)ゴンガリア村の7エーカーの土地(現地のカウンターパート所有)を使用し、現地の植生に適した樹種を選定して、マンゴー、グアバ、プラムなど果樹、ハーブ類など17種類、1922本の植林を行った。2)現地のカウンターパートと協働し、現地の約600名の子どもたちを対象に、4名の日本学生が環境教育を行い、植樹の重要性を伝えた。3)地域に有機農業を普及させるため、モデル事業としてトマト、すいか、白かぼちゃ、各種豆類の有機農業が実施された。
特定非営利活動法人ニランジャナセワサンガ
2003年に任意団体として活動を開始。インドの貧困地域で学校、孤児院、診療所の支援活動や、スタディツアーを実施。貧困の要因ともなる環境問題への対策を積極的に行うとともに、現地の自立運営を目指している。
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