インドネシア ジャワ島のコミュニティ林業実施地区において、キャパシティビルディングを通して、持続可能な森林管理を実現し、森林・農業生態系の再生・保全を目指す活動を実施した。

具体的には、１）保全体制の強化のために、活動のビジョン・ミッション、定款等の策定、計画-実施-モニタリング-評価ができる人材の育成、を行った。また、２）農産物加工のマーケティング強化により、製品の向上したことで参加グループが増加し、マイクロクレジットの管理方法を改善によって、プロジェクト開始前より平均2倍のクレジット増額が達成された。３）住民が策定した保全計画の実施によって、 樹下に植える作物栽培手法の習得、樹種インベントリ開始、エリア管理マップによるデータベース化、適切な伐採木の選定方法、木材測定方法（グレーディング）の習得ができた。

国内の植林森林整備のほか、海外(ブラジル、タイ、インドネシア）でも環境活動を展開。タイ国では、チェンマイ県における農村支援・自然保護活動、ランプン県における植林とバイオ燃料自給プロジェクト等を実施。