マリ・クリコロ州ファナ地域では薪炭材が伐採され里山が荒廃している。このため、里山を再生し人々の生活を安定させることを目的に、個人での使用が可能な小規模植林を支援し、既存の自然植生の回復を試みた。
具体的には、1)苗木配布:23ヵ村に約4,100本の苗木を配布し、6ヵ村で植林ワークショップを実施した(2回/月)。2)植林地のフォローアップ:10ヵ村で植林樹のフォローアップを実施、小学校8校で保護柵の補修と補植や、必要に応じて林づくりの方法を示す植林ワークショップを行うった。3)荒廃地試験地の管理:地域苗畑15か所で現状調査を行い、在来樹種子を採取した。また荒廃地試験植林地の管理(潅水等)を行った。
特定非営利活動法人 サヘルの森
マリ共和国において、砂漠化防止と生活安定を目的として、植林活動、植林ワークショップ及び苗木配布、荒廃地職制回復のための試験植林、簡易ドラム缶窯による炭焼きワークショップ等を行う。
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