ブルキナファソの中央に位置するバム湖周辺地域では表土流亡や土壌浸食による地力低下、土砂流入・湖底浅化による湖水氾濫も顕著になり林産資源・動物資源が失われつつある。植生の回復と住民生活の改善を目的として、湖に面する2村において住民と共にユーカリとマンゴの湖岸植林を行なった。
具体的には、1)植栽場所の決定、植栽準備作業、植栽用具・潅水用具の配布を行い、2)地元民による、ユーカリと万語の植栽と捕植がされ、3)管理作業 (家畜食害防止柵の設置、下草刈り、潅水、補植等)や、現地協力団体の村落普及員が定期的に巡回することで、植栽時の技術的な指導や後管理作業に関するアドバイスを行なった。
緑のサヘル
アフリカ・サヘル地域(サハラ砂漠の南縁)において住民と協働して砂漠化防止活動を実施し、住民の生活改善に資する活動を展開している。主な活動国はチャド共和国、ブルキナファソ、タンザニア。 具体的には、育苗や植栽・水環境の整備(給水タンク設置)・改良かまど普及・穀物貸出等を行い。また日本国内では、講演会の開催・ニュースレターの発行等を行っている。
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