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Fund Report No.13.01
 
生態系保全と食料確保のための村人による森林・自然資源管理(ラオス国サワナケート県)
助成先
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
助成分野
情報・知識の普及事業
助成金額
1,306,000円

豊かな生物多様性を持ったラオスの森林は、村人にとって、食料や薬草など収入につながる自然資源の供給源であるが、産業植林を行う企業などに村人が望まない形で貸与されてしまうことを防ぎ、村人が森を主体的に管理できるよう、参加型土地利用計画の策定と、自然資源管理を実施した。

具体的な活動内容は、1)参加型土地利用計画…土地登録の活動を実施する2村の選定と第1ステップの作業過程が終了。土地利用に係る権利やラオスの土地法がイラストで描かれた法律カレンダーを使って理解を深めたり、村人や行政官対象の法律研修を行った。2)自然資源管理…1村での共有林の設置作業を実施し、他の2村でも共有林設置に向けて協議を開始した。2村で魚保護地区の設置の検討を開始した。

特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター

インドシナ難民の救援を機に1980年に設立。現在アジア・アフリカ・中東、そして東日本大震災被災地で支援活動を行っている。農業の研修などを通して農村の暮らしを支える「地域開発」、紛争地での医療支援などを通して人々の命を守る「人道支援」、そして現場の声をもとに政府や国際社会に働きかける「政策提言」が活動の柱となっている。

Up Date:25/Mar/2015