カンボジアの森林面積は伐採などにより減少しており、その一因は環境意識の欠如である。カンボジアの農村地域プレイベン州の3地域12校の小中学校において、環境教育や関連する体験活動を行うことで、地域の環境保全の意識を高めるとともに森林保全活動を行った。
具体的な活動内容は、1)無電化で自給自足の農村を選定し、校庭や村に3,800本を植樹。2)12校1,115人の生徒と女性に、環境教育・モリンガの種の配布・苗木作りの体験を実施。マンゴーなどの果樹1,000本を家庭栽培用に生徒に配布。3)対象の小中学校に不足していた浄水器・テーブルセット・日除け小屋の設置、井戸を修理。
ワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア アンド ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジア
カンボジアの若者と農村の貧困層に対する機会提供を目的とする非営利組織。教育、健康、農村開発、テクノロジーの分野において相互に関連したプログラムを行う。1993年設立。
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