ラオスでは単一の換金作物栽培や産業植林によって森林破壊や土壌劣化が引き起こされており、土地利用の影響調査と住民・政策決定者への啓発が急務である。換金作物栽培による環境被害の起きた地域と、住民により持続可能に利用されている地域において、調査・映像制作を行い、映像上映会や啓発活動を行う。
具体的な活動内容は、 1)北部ウドムサイ県(5村)で住民15家族、移民労働者4家族、中国企業3社を対象に、バナナ栽培に関する聞き取り調査を実施し、ドキュメンタリー映像制作。 2)首都ビエンチャン(2カ所)にて、土地問題に関するNGO・国際機関・研究者(のべ25人)に向けた上映会映像上映会を開催。
特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ
メコン川流域を対象に、開発が環境と人権を配慮し、貧困を是正し、持続可能なものとなるよう、情報収集・情報発信を行うとともに、関係機関(世界銀行、ADB、日本の財務省等)への働きかけを行っている市民ネットワーク。
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