インド西ベンガル州の北東部における紅茶農園の労働者や零細農民を対象に、住民組織を結成、家庭菜園や家畜の肥育などを通じた生計手段の多様化や雨水利用による飲料水の確保、熱効率の良い改良かまどの設置促進、住民と地方行政との連携などを通じて、人々の生活状況の向上を目指す。
具体的な活動内容は、1)対象地の拡大。(2つの紅茶園5グループから4つの紅茶園16グループへ) 2)小規模かんがい設備の改善として、足踏みポンプ基を設置。 3)家庭菜園の野菜の種を配布。(16グループ288世帯) 4)家畜の肥育として山羊を19世帯へ配布。過去に鶏を配布した世帯に保護用ネットを配布。
特定非営利活動法人 シャプラ二―ル=市民による海外協力の会
1972年に設立された、特定の宗教、政治、企業、団体には属さない、日本の国際協力NGO団体。南北問題に象徴される現代社会のさまざまな問題、とりわけ南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決に向けた活動を、現地と日本国内で行い、「すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会の実現」を目指して、活動している。
Copyright 2007-2021 The Japan Trust for Global Environment. All rights reserved.