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Fund Report No.14.08
 
インドネシアNGOとの協働により、カリマンタンでの絶滅危惧種オランウータン、ギボン、テングザル等を守るための調査と生物多様性保全へ向けての保全活動及び提案プロジェクト
助成先
ウータン・森と生活を考える会
助成分野
調査・研究事業
助成金額
1,500,000円

ボルネオ島の世界自然遺産タンジュン・プティン国立公園(TPNP)周辺にアブラヤシ農園の新規開発が迫り、絶滅の危機に瀕しているオランウータン生息地の更なる縮小が危ぶまれている。TPNP周辺の野生生物保護を目的として、調査活動、保全活動、提言やPR活動を行った。

具体的な事業内容は、1)タンジュン・プティン国立公園の植林を実施。 2)セコニア川のオランウータン、テングザル、泥炭湿地の調査。 3)タンジュン・プティン国立公園火災やSg Putri泥炭林問題を緊急アピール。インドネシア政府、ITTO、RSPOに英文で問題を提示。 4)タンジュン・プティン国立公園の現地調査の確認。

ウータン・森と生活を考える会

日本における熱帯木材大量消費の啓発キャンペーンを行って以来、日本の熱帯木材消費を減少させ、東南アジアの熱帯雨林とオランウータンをはじめとする絶滅危惧種を守ることを目的として活動している。2000年以降、現地NGOや国際NGOと協働して、特にマレーシアやインドネシアにおける違法伐採や木材密輸に対する調査やキャンペーン活動に関わっている。大阪を拠点、1988年設立。

Up Date:18/Mar/2016