ブルキナファソのバム湖周辺では森林減退が続いており、とりわけ薪を集めにくくなったことが女性にとって大きな負担になっている。一方で、日常的な枝打ちによる地域植生への負荷も懸念される。薪の供給林を造成することによって地域植生への負荷軽減と回復を図った。
具体的な事業内容は、1)植栽計画や場所の調整、植栽時期と穀物の収穫時期の確認。 2)植栽場所の状況調査(植林予定サイトにおける湖水状況)。 3)植栽場所の最終決定、資機材、苗木の配布と植栽。 4)食害防止柵の設置。 5)後管理作業の継続、生育状況調査の実施。
特定非営利活動法人 緑のサヘル
アフリカ・サヘル地域(サハラ砂漠の南縁)において住民と協働して砂漠化防止活動を実施し、住民の生活改善に資する活動を展開している。主な活動国はチャド共和国、ブルキナファソ、タンザニア。 具体的には、育苗や植栽・水環境の整備(給水タンク設置)・改良かまど普及・穀物貸出等を行い、また日本国内では、講演会の開催・ニュースレターの発行等を行っている。
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