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Fund Report No.15.02
 
インドネシア・ロンボク島における環境保全のためのESD プログラム開発・人材育成事業 〜ごみ銀行の活性化と学校への普及啓発の促進〜
助成先
特定非営利活動法人 ゆいツール開発工房(ラボ)
助成分野
情報・知識の普及事業
助成金額
1,817,000円

経済発展・観光地化が著しいインドネシア・ロンボク島では「ごみ問題」が深刻化、青年海外協力隊員や「ごみ銀行」による取り組みが進められているが、一般市民への環境教育は浸透していない。ワークショップ開催やごみ銀行からのヒアリングにより現地の認識・課題を把握、環境教育のためのプログラムツール開発、ごみを活用した講習会等の実施等を行ってきた実施団体が、講習会後の活動フォロー、ごみを使ったクラフト・アクセサリーづくり講習会実施、ツールを用いたプログラム展開、ごみ銀行への支援等を実施した。

具体的な活動概要は、1)講習会の実施及びフォロー・プログラム展開:合計27回の講習会実施(追加講習会含む)及びプログラム実施。過去の講習会実施場所訪問。2)ごみ銀行への支援:ごみ銀行への訪問・意見交換。いくつかのごみ銀行に、ごみ銀行マネジメントに関する冊子印刷費、ごみ集積地借用代、スタッフ賃金補助等の支援。3)各地の現状調査、スタディツアー等を通じた現地若者育成、日本人受入れや東京でのイベント参加(2回)・開催(1回)を通じ日本への情報発信も実施。

特定非営利活動法人 ゆいツール開発工房(ラボ)

環境省の体験的な学び場づくりに6年以上携わったメンバーが2010年に設立。人と人の結びつきを生み出す道具やしくみ(ゆいツール)を開発することで、社会の中にコミュニケーションや学びの機会を増やし、地域でさまざまな人たちがともに学び合う基盤づくり、持続的に活動展開できる環境づくりなどをサポートし、持続可能でいきいきとした地域コミュニティづくりを目指す活動を行っている。

Up Date:11/May/2017