公益信託 地球環境日本基金
虫眼鏡SEARCH
WWW を検索 当サイト内を検索  Google TM
 
 
文字のサイズを変更 小中大
 
Fund Report No.15.05
 
モザンビーク共和国ペンバ環境美化活動
助成先
モザンビークのいのちをつなぐ会
助成分野
情報・知識の普及事業、植林等の(直接)事業
助成金額
1,600,000円

生活水準・生活環境・教育レベルが非常に低いモザンビーク、中でも北部のカーボデルガド州は貧困率が高く、雨季に増加する感染症による死者増加など課題が多い。住民の美化意識が育まれていない州都ペンバのスラム地区・ナティティにおいて、「ナティティ青年美化委員」を結成、意識の高い若者のリーダーを育成するとともに、委員が主体となる当該地区での住民の美化意識と行動を習慣化するための家庭からの環境美化活動を行い、ペンバでの大量のゴミ散乱をゼロにすることを目指し、活動をを展開、活動終了後も自律的に清掃が習慣化するように計画している。

具体的な活動内容は、1)青年美化委員:リーダー1名、美化委員6名。1年次末に美化委員へのアンケート。 2)クリーンアップコンサート:クリーンアップソング制作、計3回実施(合同清掃とタイアップ)。美化教育・実践に繋がる呼びかけも実施。 3)美化教育・実践:毎日清掃等をコンサートで呼びかけ。美化委員による合同清掃実施。各月第2週の月水金(3日)の合同清掃決定。事業内では12月、1月(6回)実施。4)クリーンアップコンテスト:ナティティ地区の4組合10家庭に対しクリーンアップ賞を進呈。

モザンビークのいのちをつなぐ会

モザンビークを訪れた現代表が、環境と貧困問題を現地で目の当たりにして2013年4月設立。アフリカの貧困者及び恵まれない人々に対する国際協力推進を目的とし、主にモザンビークにおける人々の自立支援活動として、教育・人材育成事業、貧困・環境保全事業、日本における講演会やイベント開催事業等を行う。ペンバのスラム地区での学舎・寺子屋活動、農村地域でのトイレと井戸・浄水器設置等の公衆衛生教育も実施している。

Up Date:11/May/2017