事業概要:最貧国モザンビークの中でも貧困率の高いカーボデルガド州では失業率が高く、健康面での課題が多い。ゴミ問題が優先課題である州都ペンバの州最大のスラム地区・ナティティにおいて、前年度(平成27年度)に結成した「ナティティ青年美化委員(10名)」が主体となり、意識の高い若者をリーダーに育成するとともに、委員が主体となる当該地区での行動を展開、住民の美化意識向上に繋げる。 3年間事業の2年目。
活動内容:1)美化委員増員:6名(平成27年度)→10名(平成28年度)。他にプロジェクト管理人1名。 2)情報発信・興味喚起のためのクリーンアップコンサート(環境教育及び身の回りのゴミ拾い含む):4回(スラム地区2ヵ所、レストラン・ホテル各1ヵ所)。 3)美化教育を含む実践:@家庭清掃(毎日×2ヶ月)。A公共の場清掃(4地区のメイン路地、月2回×2ヶ月)。B寺子屋での環境教育(月4回×2ヶ月)。 4)モチベーション向上のためのクリーンアップコンテスト:1回。 5)モニタリング等:@清掃チェック及びゴミ回収/活動評価3回。Aアンケート・意識調査2回。
Webサイト:http://www.tsunagukai.com/
モザンビークのいのちをつなぐ会
モザンビークを訪れた現代表が、環境と貧困問題を現地で目の当たりにして2013年4月設立。アフリカの貧困者及び恵まれない人々に対する国際協力推進を目的とし、主にモザンビークにおける人々の自立支援活動として、教育・人材育成事業、貧困対策・環境保全事業、日本における講演会やイベント開催事業等を行う。ペンバのスラム地区での学舎・寺子屋活動、農村地域でのトイレと井戸・浄水器設置等を通じて公衆衛生教育も実施している。
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