公益信託 地球環境日本基金
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Fund Report No.16.06
 
カンボジア コンポングチャム州コンポングスプー州の
小中学校及び村での植樹活動と環境教育
助成
ワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア アンド ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジア
助成分野
情報・知識の普及事業
助成金額
1,500,000円

事業概要:カンボジアの森林面積は伐採などにより減少しており、環境意識の欠如もその一因である。農村地域の小中学校で、作成したカンボジア語教材を提供、現地教師と協働で環境教育を行い、校庭や村・家庭への植樹、苗木作り(カンボジアに自生するモリンガ/高い栄養価・CO2吸収率)、清掃活動等の体験を通じ、環境保全意識を高め、村内緑化活動により温暖化を防ぐ。平成25〜27年度の本基金助成より本格的に開始した活動を、現地からの地域拡大及び継続の希望を受けて実施。電気・水道・ガス未整備地が多く、人口増加が続き、燃料や材料として木の伐採・減少が続くカンボジアで、環境意識向上と栄養改善を狙う。2州50校で実施。 3年事業としての1年目。

活動内容: 1) 苗木作り(モリンガ)と環境教育:小中学生4,000人参加。50校のうち11校で校庭に苗畑設置。 2)果樹苗木10,170本を配布、生徒の家庭や村人所有地に植樹。並行して環境教育実施。 3)井戸修理:5校。うち4校の校庭で苗木作り開始。 4)次年度に向けた苗の配布・生産:2017年になってから配布した3,600本の苗木、生産した苗は次年度2017年5〜6月に植樹予定。

ワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア アンド ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジア

ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジアは、在日アメリカ人ジャーナリストのバーナード・クリッシャー氏により、1993年設立。米国の組織としても、1998年に設立された後、2014年にワールド・アシスタンス・フォー・カンボジアに改名。カンボジアの人々の為、教育、保健衛生、農村開発、技術分野を援助しているNGO。カンボジア全域で現地政府と連携して小中学校建設、教師の派遣・図書館・学校菜園給食・奨学制度・環境教育等の活動を実施。

Up Date:21/Aug/2018