公益信託 地球環境日本基金
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Fund Report No.17.05
 
カンボジア プレイベン州コッコン州の小中学校及び村での植樹活動と環境教育
助成
ワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア・アンド・ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジア
助成分野
情報・知識の普及事業、植林等の(直接)事業
助成金額
1,500,000円 

事業概要:カンボジアの森林面積は伐採などにより減少しており、環境意識の欠如もその一因である。農村地域の小中学校で、作成したカンボジア語教材を提供、現地教師と協働で環境教育を行い、校庭や村・家庭への植樹、苗木作り(カンボジアに自生するモリンガ/高い栄養価・CO2吸収率)、清掃活動等の体験を通じ、環境保全意識を高め、村内緑化活動により温暖化を防ぐ。平成25〜27年度の本基金助成より本格的に開始した活動を、現地からの地域拡大及び継続の希望を受けて実施。電気・水道・ガス未整備地が多く、人口増加が続き、燃料や材料として木の伐採・減少が続くカンボジアで、環境意識向上と栄養改善を狙う。あらたな3年事業としての2年目。2州50校で実施。

活動内容:1)2州20校での環境教育と苗木作り、過去に苗木づくりを行った10校での苗木作り資材配布。計4,000名参加。2)果樹苗木10,299本を生徒及び村人に配布。3)井戸修理:3校。校庭で苗木作り開始。4)苗木作成所を10校で新設。 学校で種子を用意して自主的に苗木作りを続けたり、生徒が植林の効果を理解するなどの効果が見られる。

ワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア・アンド・ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジア

在日アメリカ人ジャーナリスト バーナード クリッシャー氏により、ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジアは1993年設立。米国の組織としても、1998年に設立された後、2014年にワールド・アシスタンス・フォー・カンボジアに改名。カンボジアの人々の為、教育、保健衛生、農村開発、技術分野を援助しているNGO。カンボジア全域で現地政府と連携して小中学校建設、教師の派遣・図書館・学校菜園給食・奨学制度・環境教育等の活動を実施。

Up Date:27/Sep/2019